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2012年4月

憲法問題

サンフランシスコ講話条約発効から60周年を4/28に控え、野党各党では憲法問題を焦点に議論が活発になっていることは歓迎すべきことと思います。

先の衆院選では平沼グループで挑戦した私ですが、平沼先生は兼ねてから(総選挙初挑戦時代より)自主憲法制定の必要を言い続けており、それに憧れ・同調してグループに当時仲間入りさせて頂きました。

私は米国・中国等での海外生活の経験が合わせて10年以上ありますが、その時から感じていることを申し上げます。
国民的な人の性質を考えると日本人は和の協調を重んじ心慮深き慈悲の心を得とくしていることなどは分かるのですが、ちょっと控えめで遠慮がち、自主性が弱いところはやはり比較して感じてしまいます。
周囲の意見ばかりを気にしすぎたり、与えられたものばかりに満足や不満を抱いていては前進が鈍化したままです。
国際社会において多様化した価値観の中で正しいことを“正しい“と人としてしっかりと言えなくてはなりませんし、自らの信念を持って努力・精進していく意思は大切です。
各々が自覚し自立をしていくこと、社会の一員として己の存在を意識し積極性をもって物事を進めていくことは重要ではないでしょうか。
そして、日本人として人・家族・社会の和を重んじ実直さをもって自己啓発を図るための生涯教育は欠かせません。

これら人が関係する家庭や職場、社会の延長上には国家の存在があります。その国家の根本である基盤が揺らいでいては国民を導いていくことができません。

したがって、日本国民を先導していくこと、その責任を果たすため、私は「国家の自立」を掲げ、独立国家としての存在意義と日本国民がブレない基軸をつくることが先決と考えています。これに向け意識改革が必要であり、大題目として自主憲法制定を先立って始めることを推進いたします。

以下に私の思うところの現行憲法に関わる(平和を謳う前文の尊重をしつつ)課題を列挙します。
・陛下への尊厳と国家元首のあり方
・七条解散権の問題
・国防と生活の安全保障問題
・国会会期と両議院問題
・国民の権利と義務における公共の福祉と信教の自由への付則
・内閣の任期と首長経験者の政治活動の制限
・最高裁判官の任命手続き
・内閣法制局への規定
・予算権の予備費の制限規定
・会計検査院の独立制
・皇室財産の在り方
・地方公共団体の権能の緩和

またこの他に統治システムの改善等々も含めると新たな条文も追加しなくてはならない事柄もあり、もはや相互補完にも影響し自主憲法を新制しなければ足りません。
現行の憲法解釈を論でこねくりまわすことや継ぎ接ぎの憲法改正論ではなく、自らの国民の手で時代に即した憲法の制定を果たし、守っていかねばなりません。
当然、一般法規との関係も検証し改善せねばならず、作業は膨大なので完結するには相当な時間を要します。
更には、国家の方向性の柱である教育について、教育基本法の再度の見直しも不可欠になるでしょう。

先輩たちに教わってきたことですが、政治とは、政策は手段であって理念・目的が先に来ないとならず、私にとって自主憲法制定は理念であります。
このままでは衰退の一途となり、それを防ぐために命を賭けて国の大改革に取り組んで参りたいと奮い立つ心境です。

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祖母の葬儀を終えて

祖母の葬儀を終えて

昨日、祖母の葬儀を池上本門寺にて密葬で行い、こじんまりとでしたがご供養を滞りなく終えることができました。
そして親戚内からも我が家の相次いだ不幸に気遣いの言葉をかけて頂き、感謝しております。

祖母(母方)と父とはお寺の宗派が異なり、葬儀の作法についての違いも幾らか分かるようになって参りました。特段、通常に経験しないことなので知識不足も勘弁願いたいところです。

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石原知事の決断力

尖閣諸島の公的購入は大賛成です。

先週、石原都知事が訪米中に重大発表をされると伺っていました。

一報を聞き、私は武者震いをしていたところです。

石原知事は尖閣諸島、竹島、北方四島などこの領土・領海問題を兼ねてから公言しているのを耳にしてきました。
沖ノ鳥島の時は凄い行動力だと若いながら実感したのを思い出します。

所有者が東京都であろうと莫大な国益が存在することは間違いありません。
安全保障や海洋資源の具体的な事物はもとより、主権という国民全体に与える意識改革によって民間経済・民間外交にも強固な意思と自信を与えることとなるでしょう。

以前、私も日本が海洋国家として進むために西村慎吾先生ともこの話題で盛り上がったことがあります。

残念ながら今回の知事の発表後に街でのインタビューに答えていた若者が「東京都の税金を尖閣購入費に遣うのはおかしい」と発言していました。
そんな世界観の小さな話ではないことを一般的には理解できていない現れでしょうか。

この様なマニュアル的で筋立てばかりの世論が日本の存在や再生の足枷になっているように思いますし、日本の国民性である温厚な社会観が過度に繁栄され、これによって弱腰・ことなかれ主義的な体質が日本の弱体化の原因となっていると考えます。

理性ある中で、国民からの付託で行う責任ある政治には信念の強さがなければなりません。

一般的な意見には、近隣諸国への配慮を怠ると目先の経済問題に影響すると懸念するばかりで、大きな問題を先送りし将来的に損ねる利益を見ていません。

政治家が決断しなければならない重大事項であり、私も命を張ってでもやらねばならないことだと、強い意思で臨みたいと考えています。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120416-00000559-san-bus_all

上記のURLに掲載された関連記事を読み、私たちの将来不安にいよいよ現実感を与えてきているのではないでしょうか。
10年程前に同世代で議論した内容ですが、日本が中国に抜かれ、先進国から脱落してしまい、自分達が生きている間にスペインのような国家に日本が陥ってしまう時がやってくるのではないかと。
この現実的なリポートにあらゆる対策に取り組み始めないと間に合いません。
このまま目前の問題に足を引っ張られていると、気が付けば総所得は激減し、格差問題から総貧困へと傾斜してしまうと懸念しています。
基本的には可処分所得を上げることができれば理に適う公的な費用負担はりか

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祖母の訃報に

小山駅で東京へ向かう電車に乗る直前に祖母が亡くなったと連絡が入りました。
最初の一報からあっという間でした。

小さい頃から祖母には可愛がられ、一気に悲しみが込み上げてきました。

本年は不幸が続き、辛い年になります。

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4月7日は父の四十九日を迎えました。ただ、母代寺の芝・増上寺が800年祭を迎えたので、お寺さんの都合で法要は前倒しして行いました。早いものです。(写真は増上寺)

…と、一段落したと思ったらば母方の祖母が救急車で運ばれ危篤状態との連絡がたった今入りました。
堪りません。
只今より地元を離れ、東京の病院へ向かいます。

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